税理士会の研修

今日から3日間、税理士会の研修があります。

とりあえず1日目が終わりました。

丸一日の研修なのでかなりハードですが、できるだけお客様にお役に立てる情報提供ができるようにしたいと思っています。

今日は久しぶりに、税務の世界では有名な判例である「大嶋訴訟」など判例の話しを交えながらの講義でとても懐かしく思いながら聞いていました。

判例の中でよく使われる「不合理である」と「合理的でない」は意味が違うとか、「公平」と「衡平」も混同されやすいけれど意味が違うといった内容にも触れていて、あまり気にしていなかった部分だったので、今度から判例を読むときは参考にしたいと思いました。

※桜も綺麗ですが、雪柳もとても綺麗♪写真は通りかがりに撮った雪柳です。

八尾山本でお花見

八尾の桜といえば玉串川沿いの桜並木が有名かと思います。

明日から3日間税理士会の研修があってお花見に行けそうにもないので、今日は山本まで足を伸ばして、ちょっとだけお花見をしてきました♪

玉串川沿いの桜並木は3分咲きといったところかもしれません。

当事務所の近くにある桜ヶ丘公園はだいぶ見頃を迎えています。

思ったよりも満開の時期がずれ込んでいるようにも思いますが、雨など降らずこのまま天気の良い日が続いてくれるといいですね♪

お客様と「HARENOHI CAFE ハレノヒカフェ」さんへ

先日、当事務所から歩いて1分くらいというすぐ近くにある「HARENOHI CAFE ハレノヒカフェ」さんへお客様と一緒に行かせていただきました。

普段もとっても近いのでランチや飲み会で使われてもらっているカフェです。

この日は、初めてコース料理を注文させていただきました。

ボリュームもあり、料理も美味しいということでお客様にも喜んでいただき、とてもよかったです。

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法人設立届出書等についての手続きが簡素化!

平成29年度税制改正で、手続きの簡素化が図られることになりました。

具体的には、①法人の設立・解散・廃止などの届出書等に添付が必要とされていた「登記事項証明書」、②税務署の求めにより添付していた「登記事項証明書」について、平成29年4月1日以後、添付が不要となりました。

添付省略の対象となる届出書には下記の届出書があります。

  • 法人設立届出書
  • 外国普通法人となった旨の届出書
  • 収益事業開始届出書
  • 普通法人又は協同組合等となった旨の届出書
  • 法人課税信託の受託者となった旨の届出書
  • 表示事項省略(異なる表示の)承認申請書
  • 酒類業組合(連合会、中央会)成立届出書
  • 酒類業組合(連合会、中央会)解散届出書
  • 酒類業組合(連合会、中央会)役員等異動書
  • 酒類販売管理研修の実施団体の指定申請書
  • 営業等開始・休止・廃止申告書
  • 石油石炭税委託採取開始申告(終了届出)書
  • 営業等承継申告書

 

上記のうち、身近なものとしては「法人設立届出書」になります。

 

また、平成29年4月1日以後、納税地の異動等によって届出書等を提出する場合、異動後の所轄税務署への提出が不要となり、異動前・変更前の所轄税務署への提出のみよいことになりました。(今までは、変更前及び変更後、異動前及び異動後、納税地及び事務所等の所在地など両方の所轄税務署長への提出が必要でした。)

このようなワンストップ化の対象となった届出書とワンストップ化後の提出先は下記の通りとなります。

  • 所得税・消費税の納税地の変更に関する届出書 → 変更の納税地の所轄税務署長
  • 所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書 → 異動の納税地の所轄税務署長
  • 個人事業の開業・廃業等届出書 → 納税地の所轄税務署長・移転の納税地の所轄税務署長
  • 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書 → 移転の納税地の所轄税務署長
  • 異動届出書 → 異動の納税地の所轄税務署長
  • 消費税異動届出書 → 異動の納税地の所轄税務署長
  • 一般送配電事業の開廃等の届出 → 異動の納税地の所轄税務署長

 

このような簡素化は今後も進んでいくことが予想されます。

一汁一菜

料理研究家の土井善晴さんが、『一汁一菜という提案』という本を出版されたという記事をなんなく読んだのですが、その記事の内容にとても共感したというか、土井善晴さんが女性の気持ちを代弁してくれていてとても嬉しく思いました。

毎食ご飯を作るのは、料理が好きでもとても大変なことです。家族に毎日作るとなるとワンパターンでも悪いし、料理が苦手でも美味しい料理を食べさせたいというのは誰しも思うことだと思います。

「一汁三菜」とよく言われます。土井善晴さんが一汁三菜の成り立ちについて調べると、そもそもは神様へのお供えであり、お公家さんが食べるハレの日の料理が「一汁三菜」なのだということが分かったそうです。

毎日の食卓で「一汁三菜」、つまりおかず3つを作るのはとても大変なことです。わたしはそこまできちんとできていませんが、それでも時間はかかるし、栄養のバランスも何となくは考えます。仕事が忙しい時期は夕飯があまり遅くなってもいけないので、朝から晩のご飯を作っていると気づけば1時間とか1時間半くらいは起きてから立ちっぱなしです。「できなくって当たり前」という土居善晴さんの言葉に救われるような気がしました。

「一汁一菜」、つまりごはんと具だくさんのお味噌汁、それで十分と考えたら実際にそうするかどうかは別としても気持ちがラクなりました。何事も気の持ちようですね。

 

お花見日和

今日は久しぶりにぽかぽかの春らしいお天気の大阪です。

当事務所の近くにある公園では花見をしている方がたくさんいらっしゃいました。

ソメイヨシノはまだ蕾も多いですが、このぽかぽか陽気で一気に咲き出しそうです。

楽しみな季節がいよいよやって来ました♪

『北風と太陽の法廷』

普段あまりドラマは見ないのですが、日本テレビ系金曜ロードショー特別企画ドラマ『北風と太陽の法廷』がとてもおもしろそうだったので見ていました。

「やるからには勝つ」がモットーで離婚裁判の勝率は10割、冷徹で容赦なく相手を叩きのめす“北風”のような弁護士と、どんなドロドロな案件も和解に持ち込む無冠の仲裁弁護士で、温かく癒し系で相手の心をほどいていく“太陽”のような弁護士が、離婚裁判で対決するドラマです。

北風役の弁護士は、厳しく冷徹ですが、決して依頼者やその周りの人たちが不幸になることを望んでいるわけではなく、きちんと最良の方向を考えいるという内容でした。つまり「やるからには勝つ」といっても勝てばいいと考えているのではないのです。

これは、税理士業務とりわけ相続業務にも当てはまると思いました。

税理士業務で揉めるものというと相続になるかと思います。実際、相続は争続と言われるくらい、揉めることが多いです。

相続税のことばかりを考えて相続対策をしていると、最終的に揉めてしまいます。

相続というのは相続人と他の相続人たちとの感情が絡み合います。そして、相続人は複数であることがほとんどなので、離婚のように1対1ではない場合も多くあります。相続人が多ければ多いほど、複数の人たちの感情が絡み合ってきます。

依頼者の相続人のことばかりを考えて相続対策をしても、他の相続人にとっては良くない対策になっているかもしれません。

わたしは、相続税をなるべく抑えることも大事なことだとは思いますが、それよりも優先すべきなのは揉めない相続対策だと考えています。税理士の立場から相続対策を行うと、どうしても相続は相続税の対策として重きを置きがちですが、最終的に相続人の皆さんがよかったと思えるような相続対策を提供できるよう心がけています。

『北風と太陽の法廷』は離婚裁判のドラマですがとてもお薦めなので、今回見逃した方は再放送などの機会があればご覧になってみてください。

インスタのお客さん

八尾の外環沿いにネパール料理のお店「スタツィオーネ」があります。

先日久しぶりにランチに行ってきました。

初めて行ったときは、年齢層も若い人からちょっと年配の方もいて多様な年齢層の方がいらっしゃてたように思ったのですが、先日は20代と思われる若い方や小さな子供連れの若いファミリーが多くて、食事をいただきながらちょっと不思議に思っていました。

「スタツィオーネ」は、そんなに高くはないですが、決して安いわけでもありません。この価格帯で若い方が大多数なのはあまりほかのお店では見られない光景です。

そこで感じたことは「インスタグラム目当てのお客さんなのかな?」ということです。

「スタツィオーネ」は、まるでテーマパークかのような作りになっています。わたしも最初に来た時は外観に興味を唆られて、帰り際しばらく写真を撮っていたように思います。

この日もお客さんがいっぱいだったので、待っている間に外で写真を撮っている方や帰り際に写真を撮っている方がたくさんいらっしゃいました。

インスタは、一般の方でも有名になったり、特に若い人への影響力がすごくあります。

集客の方法として、外観を変えるには資金のいる話になってきますが、思わず写真が撮りたくなるようなメニューや盛りつけ、ちょっとしたインテリアで工夫するのは可能なのかな?と思います。インスタを意識した集客はこれからの時代、特に若い人たちの集客には欠かせないツールになっています。

実際にInstagramで「♯スタツィオーネ」で検索してみたら、たくさんの投稿があったので、ぜひ見てみてください。

人手不足が鮮明に

平成29年3月26日付の日本経済新聞に気になる記事がありました。

「今春新卒採用、未達42%」という見出しです。

「地域経済500調査」によると、従業員が「不足」「やや不足」と答えた企業の割合が45%で、人手不足は地方でより厳しい状況となっており、北海道・東北・甲信越・北陸では、「不足」「やや不足」の割合が5割を超す結果になっているようです。

「人が集まらない」「人手不足」というのは、お客さまからも、そして私たちの税理士・社労士業界でもよく耳にする言葉です。

人がいないために、キャパオーバーになる仕事は断るといったことも聞かれます。

人材確保のために職場環境を改善したり、女性が働きやすい職場づくりを目指したり、高齢者を活用する、賃金引き上げなどの努力をしている企業もありますが、体力のない中小企業にとっては、人材を確保することは容易ではなく、厳しい状況になっているのが現実です。

わたしは、人材は「人財」であると思っています。従業員は会社にとって財産です。中小企業は、業務の効率化や、在宅勤務、外注できるところは外注で賄うなど、より細かいところを見直しながら、今いる従業員を大切にしつつ、人手不足の状況を乗り切っていかなければいけない時代になってきていると、この記事を読みながら改めて実感しています。

大阪城と夕焼け

今日の通りがかりの景色♪

大阪城と夕焼けのコラボ♪大阪城公園の入口付近の桜は満開。

もうちょっとゆっくり眺めていたかったです。