行政との関わり方って??

今年の7月から八尾市産業振興会議の市民委員をさせてもらっている大阪八尾の税理士・社会保険労務士・行政書士の阿部ミチルです。

先日、「憲章・政策活動っていったいナンだろう?」という題目で、実際に行政に関わっている方や行政側の方のお話を聞いて「地域が良くなれば自社がどう良くなる?国民や地域とともに歩む中小企業とは」についてグループ討論で話し合う会に参加させていただきました。そこで東大阪市の産業振興会議の委員をしている方とお話しする機会がありました。

しかも、女性の税理士の方だったので立場的にも一緒でした。

その方の話を聞いて、各市町村で産業振興会議は行われていると思うのですが、それぞれで全然違うというのを実感しました。

八尾の産業振興会議は、基本ワークショップ形式で多種多様な業種の委員が和気あいあいと話をして課題を浮き彫りにして行ったり、仮定する未来で自分の事業はどうなっていくか考えてみたり。

みんなの発言を絵に描いて表現してくれる人がいて、とても画期的な会議です。

とにかく会議っぽくはなくて、行政側が一方的に決めたことを話し合う場ではありません。八尾市の行政側は知らないことが多いから周りの企業側に教えてもらうというスタンスです。

行政は基本的には縦割りで動きずらいことが多いのが普通かもしれません。動きずらい中で行政主導で決まっていくことと、動きずらい中でも行政主導ではなくあくまでも市民委員の意見主導で決まっていくのでは、時が経てば経つほど違いが出てきますね。

この日は他市との違いが分かって、そして私たちがどのように行政と関わりあっていくべきなのかを話し合う貴重な会に参加させていただいてとても有意義でした。受け身ではいけませんね。お誘いいただいて本当に良かったです。