毎日営業のFAXが多すぎて、コピー用紙を激しく消費されている気がしている大阪八尾の税理士・社会保険労務士の阿部ミチルです。
送られてくるFAXで最近やたらと売れるためのセミナーや売るためのノウハウを提供するセミナー、売るためのマニュアルを提供する企業の営業が激しいように感じています。
もちろん、どんなにいい商品やサービスでも売れなければ意味がないというところはあるし、そういうセミナーやマニュアルの提供を否定しているわけではありません。
でも、世の中的に売ることばかりが先行しているような気がしてならないのです。
中には、従業員さんのやりがいを全く無視しているような売り方のマニュアルを提供している企業も見受けられます。
私はおばあちゃんになって士業の業界をリタイヤしたらやりたいと思っていることがあります。
もともと人を喜ばせる、喜んでもらえることに自分も喜びを感じるので、将来はもっと違う仕事に絡んでいきたいと思っています。これは、今士業の仕事のスタートを切ったばりなのでまだまだ先の話しです。
今の士業の仕事でも、お客様に喜んでもらえるサービスは何なのか?とか望まれているサービスは何なのか?そういう視点が先だと思っています。
その上でどうしたら売れるのか?知ってもらえるのか?だと思います。
売ることがスタートになると道を踏み外すし、長続きはしない。
目標と目的がイコールではないというのと一緒かもしれません。売上を伸ばすことは目的ではなくてあくまでも目標です。会社を経営している以上、目的は社会的なことでなければいけない。
それってお客様が本当に望んでいることなのか?そこは売るためのセミナーを受けたとしても、受講生側が判断して考えなければいけないところだと思っています。
売って終わりではなくきちんとフォローもして、喜んでいただけるようなサービスの提供を心がけながら進んで行きたいと思います。