第49回(平成29年度)社会保険労務士試験合格発表

社会保険労務士の試験勉強は死ぬ思いでやっていた大阪八尾の税理士・社会保険労務士の阿部ミチルです。

社会保険労務士試験の勉強をしていた時期は、寝る時間と仕事の時間以外ずっと勉強していました。歩きながらでも頭の中で勉強し、お風呂に入っているときも歯を磨いているときも。。。今思うと異常なくらいだったかもしれません。

さて、昨日平成29年11月10日(金)に第49回の社会保険労務士試験の合格発表がありました。

合格された皆さま、合格おめでとうございます!頑張った自分を褒めてあげてください!努力の賜物です!

 

そして、今年の気になる合格率は6.8%

 

低いですね。。。

合格率が最低だった2年前は2.6%、昨年4.4%、今年6.8%

徐々に取り戻しつつありますが、まだまだ難易度の高い試験であることは間違いありません。今年は、選択式の健康保険法と雇用保険法に救済が入り2点以上となり、択一式では厚生年金保険法に救済が入り3点以上となっています。

択一式が45点以上で合格なので、去年よりは解きやすい問題が多かったのかな?という印象ですが、経験者でも苦戦したという話をちらほら聞いています。

私も選択式を年金以外で実際に解いてみました。

なんのプレッシャーもないままに解いた選択式。

雇用保険は撃沈。。。

健康保険難しい!そんなの知らんがな!という内容でしたね。。。

 

私が本試験のときの選択式の時間は、初めての受験だったせいか「これ間違ってたら落ちちゃうやん」というプレッシャーも感じることなく終わりました。これが経験者となるとものすごいプレッシャーなんだろうなと思います。

5点中3点を取らなければいけないのって本当に大変です。条文の一部を抜かれたり、見たことない問題も必ず出てきて、そこは勘で解くしかなかったり。。。

 

今回残念な結果になった方もひとまず、頑張った自分を褒めてあげてください。試験会場まで行って、受験レベルまで達するだけでも相当の努力をされたと思います。

社労士試験の足切りの制度については、前々からいろいろと思うところがあります。努力が報われない制度だと。。。今後はもう少し違った試験制度に変わっていってほしいなと思うばかりです。