タクシー運転手さんの生の声

東北に住んでいた頃は、飲んだ帰りはタクシーで帰るのが当たり前だった大阪八尾の税理士・社会保険労務士の阿部ミチルです。

山形では、飲んだ帰りは電車もなければバスもないので、タクシーを使うことが多かったです。みんなで乗り合って帰ることもありました。それか、誰かが犠牲になって飲まないということもあったように思います。車がないと生活が出来ない環境にいましたが、代行を使って帰った経験は、いままでの人生の中で一度きりです。接待の帰りだったので、会社持ちでしたが。。。

大阪ではほぼ終電に間に合うように帰るのでタクシーはほとんど使いませんが、先日タクシーを使う機会がありました。

タクシーの運転手さんに「ボーナス出てますけど、どうですか?」と聞いてみると、「全然ですよ」という回答。八尾の飲み屋さんは混んでいるお店も多いので、潤ってるように思っていましたが、遅くまで飲んでタクシーを使って帰る人は減っているということでした。「昔は、夜遅くまで飲んでタクシーで帰る人が多かったんだけどね」と。

今、タクシーが忙しいのは、暑い日や雨の日だそうです。なんとなく分かる気がします。

新聞でも、国税だけでなく地方税も税収減の記事が。とくに地方消費税の税収が減っているそうです。

それに関連するように、小売り業績減速の記事。コンビニも減益。売上は伸びても人件費が利益を圧迫しているとのこと。

難波や日本橋はまだまだインバウンドの観光客がたくさん来ている印象があります。観光客の数的にはそんなに変わっていないかもしれませんが、以前のように大量に買い物する観光客は少なくなっていると思います。

実際、インバウンドの観光客が大きなスーツケースに買い物した商品を詰めている姿もあまり見なくなりました。

こんな先行き不安な世の中ですが、お客様のことをしっかり守らなければいけません。お客様の声にしっかり耳を傾けながら、気を引き締めていきたいと思います。