年明けからは家や会社に閉じこもってることの多い大阪八尾の税理士・社会保険労務士の阿部ミチルです。
もちろんボーっとしているわけではありませんが、外に出るのが億劫なくらいの寒さにちょっと肩こり気味です(汗)
そんな寒さ真っ只中ではありますが、八尾の経営塾「環山楼塾」がありました。オラクルひと・しくみ研究所の小阪裕司氏による『選ばれる会社になるために』というお題目の講演です。
売上が伸びないと商品が悪いとか値段が高いからだとか考えがちです。これは売上が伸びない本当の理由ではないのだというお話しです。
では、売上が伸びない本当の理由は何なのか?ということについて、行動科学に基づいて突き詰めてご講演をいただきました。
売上が上がるのは、小売業で考えると、当たり前ですがお客様がお店やネットショップに来るから。つまりは、お客様のその行動だけが売上を生み出している。
なぜお客様はお店に来るのか?買いたいから、買わなきゃいけないから。人の心と行動には因果関係があります。
では、どうしたら買いたいと思ってもらえるのか?
お客様は商品について知りたいのではなく、その商品を買ったら、または使ったらどんな人生が待っているのか、どんな風になれるのか?そこを知りたい。それを伝えれてないことが多い。商品やサービスについて、これはこんな商品なんですとか、こんな性能があってとか、素材はこれでとか、その商品を使ったらどうなのかとか、サービスを受けたらどうなるということを伝えていない場合がほとんどであるというお話しでした。
商品やサービスの価値をそういう視点で伝えていけば、売上は伸びていく。ただ、ネットショップなどは特に、一回買ったら2回目はなかったりします。買いに来てくれたお客様をどう繫ぎ止めるか、リピートしてもらえるか?お客様との絆を作るのがすごく大事で、お客様に満足してもらうのは当たり前の話しで、絆を作ることによってお客様を保持できたり、リピートしてもらうことができて、売上を伸ばすことができる。
もしかして、当たり前だから伝えていない、そんなことがあるかもしれません。
とても有意義な内容の講演でした。
私も視点や思考を変えていこうと思った次第です。