大阪八尾の女性税理士ブログ

大阪八尾の女性税理士・社会保険労務士 阿部ミチルのブログ

代表税理士・社会保険労務士 阿部ミチル

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お花見日和

今日は久しぶりにぽかぽかの春らしいお天気の大阪です。

当事務所の近くにある公園では花見をしている方がたくさんいらっしゃいました。

ソメイヨシノはまだ蕾も多いですが、このぽかぽか陽気で一気に咲き出しそうです。

楽しみな季節がいよいよやって来ました♪

『北風と太陽の法廷』

普段あまりドラマは見ないのですが、日本テレビ系金曜ロードショー特別企画ドラマ『北風と太陽の法廷』がとてもおもしろそうだったので見ていました。

「やるからには勝つ」がモットーで離婚裁判の勝率は10割、冷徹で容赦なく相手を叩きのめす“北風”のような弁護士と、どんなドロドロな案件も和解に持ち込む無冠の仲裁弁護士で、温かく癒し系で相手の心をほどいていく“太陽”のような弁護士が、離婚裁判で対決するドラマです。

北風役の弁護士は、厳しく冷徹ですが、決して依頼者やその周りの人たちが不幸になることを望んでいるわけではなく、きちんと最良の方向を考えいるという内容でした。つまり「やるからには勝つ」といっても勝てばいいと考えているのではないのです。

これは、税理士業務とりわけ相続業務にも当てはまると思いました。

税理士業務で揉めるものというと相続になるかと思います。実際、相続は争続と言われるくらい、揉めることが多いです。

相続税のことばかりを考えて相続対策をしていると、最終的に揉めてしまいます。

相続というのは相続人と他の相続人たちとの感情が絡み合います。そして、相続人は複数であることがほとんどなので、離婚のように1対1ではない場合も多くあります。相続人が多ければ多いほど、複数の人たちの感情が絡み合ってきます。

依頼者の相続人のことばかりを考えて相続対策をしても、他の相続人にとっては良くない対策になっているかもしれません。

わたしは、相続税をなるべく抑えることも大事なことだとは思いますが、それよりも優先すべきなのは揉めない相続対策だと考えています。税理士の立場から相続対策を行うと、どうしても相続は相続税の対策として重きを置きがちですが、最終的に相続人の皆さんがよかったと思えるような相続対策を提供できるよう心がけています。

『北風と太陽の法廷』は離婚裁判のドラマですがとてもお薦めなので、今回見逃した方は再放送などの機会があればご覧になってみてください。

インスタのお客さん

八尾の外環沿いにネパール料理のお店「スタツィオーネ」があります。

先日久しぶりにランチに行ってきました。

初めて行ったときは、年齢層も若い人からちょっと年配の方もいて多様な年齢層の方がいらっしゃてたように思ったのですが、先日は20代と思われる若い方や小さな子供連れの若いファミリーが多くて、食事をいただきながらちょっと不思議に思っていました。

「スタツィオーネ」は、そんなに高くはないですが、決して安いわけでもありません。この価格帯で若い方が大多数なのはあまりほかのお店では見られない光景です。

そこで感じたことは「インスタグラム目当てのお客さんなのかな?」ということです。

「スタツィオーネ」は、まるでテーマパークかのような作りになっています。わたしも最初に来た時は外観に興味を唆られて、帰り際しばらく写真を撮っていたように思います。

この日もお客さんがいっぱいだったので、待っている間に外で写真を撮っている方や帰り際に写真を撮っている方がたくさんいらっしゃいました。

インスタは、一般の方でも有名になったり、特に若い人への影響力がすごくあります。

集客の方法として、外観を変えるには資金のいる話になってきますが、思わず写真が撮りたくなるようなメニューや盛りつけ、ちょっとしたインテリアで工夫するのは可能なのかな?と思います。インスタを意識した集客はこれからの時代、特に若い人たちの集客には欠かせないツールになっています。

実際にInstagramで「♯スタツィオーネ」で検索してみたら、たくさんの投稿があったので、ぜひ見てみてください。

人手不足が鮮明に

平成29年3月26日付の日本経済新聞に気になる記事がありました。

「今春新卒採用、未達42%」という見出しです。

「地域経済500調査」によると、従業員が「不足」「やや不足」と答えた企業の割合が45%で、人手不足は地方でより厳しい状況となっており、北海道・東北・甲信越・北陸では、「不足」「やや不足」の割合が5割を超す結果になっているようです。

「人が集まらない」「人手不足」というのは、お客さまからも、そして私たちの税理士・社労士業界でもよく耳にする言葉です。

人がいないために、キャパオーバーになる仕事は断るといったことも聞かれます。

人材確保のために職場環境を改善したり、女性が働きやすい職場づくりを目指したり、高齢者を活用する、賃金引き上げなどの努力をしている企業もありますが、体力のない中小企業にとっては、人材を確保することは容易ではなく、厳しい状況になっているのが現実です。

わたしは、人材は「人財」であると思っています。従業員は会社にとって財産です。中小企業は、業務の効率化や、在宅勤務、外注できるところは外注で賄うなど、より細かいところを見直しながら、今いる従業員を大切にしつつ、人手不足の状況を乗り切っていかなければいけない時代になってきていると、この記事を読みながら改めて実感しています。

大阪城と夕焼け

今日の通りがかりの景色♪

大阪城と夕焼けのコラボ♪大阪城公園の入口付近の桜は満開。

もうちょっとゆっくり眺めていたかったです。