大阪八尾の女性税理士ブログ

大阪八尾の女性税理士・社会保険労務士 阿部ミチルのブログ

代表税理士・社会保険労務士 阿部ミチル

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八尾市産業振興会議の委員をやらせていただきます。

大阪八尾の税理士・社会保険労務士・行政書士の阿部ミチルです。

このたび、八尾市産業振興会議の委員をやたせていただくことになりました。そうそうたるメンバーの中で、「八尾を盛り上げていきたい!」という気持ちで2年間精一杯頑張っていきたいと思います!

第1回目の産業振興会議は、グラフィックファシリテーションの鈴木さよさんが会議を聞きながら絵を描いていくという会議でした。会議終了後、共有できる議事録の役割も果たしています。行政の会議というと硬いイメージがありますが、とても画期的な会議です!

今年の3月まで参加して八尾の経営塾環山楼塾でも、講義中先生の講義を聞きながらホワイトボードに当時学生だった漫画家を目指している子が絵を描いていくというのがあって、今でもホワイトボードの写真を見ると講義の内容が思い起こされて、非常によかったなあと思っています。

何はともあれ八尾の産業が発展していけるよう、2年間精一杯知恵を絞ってまいりたいと思います。

「みせるばやお」会員企業認定式!

八尾で働き始めてから8年になる大阪八尾の税理士・社会保険労務士・行政書士の阿部ミチルです。

8年も経つとお店も入れ替わりがあります。特に近鉄八尾駅前の象徴でもあった西武がリノアスに変わったのは大きな変化だったと思います。

そんな近鉄八尾駅前リノアス8Fに、いよいよ2018年8月8日「みせるばやお」がオープンします!

オープン前の7月20日プレオープンイベントとしてワークショップがありました。その後、会員企業の認定式では、1社ずつ名前が呼ばれて八尾市長から認定証をいただきました。

弊社も出来る限り尽力して参りたいと思います。

そして、8月8日、9日はオープニングイベントが開催されます!夏休み中の子どもたちが楽しめるイベントとなっておりますので、ぜひ足を運んでみてください!

イベントは事前申込みが必要なものもありますので、詳しくは「みせるばやお」ホームページをご覧ください。

http://miseruba-yao.jp/opening/

これから八尾がどんな風に変化を遂げて行くのか非常に楽しみです!

就業規則の勉強会で天満橋へ!

月に1回は大阪府社会保険労務士会館に行っている大阪八尾の税理士・社会保険労務士・行政書士の阿部ミチルです。

賃金研究会、就業規則作成塾と現在二つに所属しているので、毎月のように社労士会館へ出向いています。
今日は就業規則作成塾のために社労士会館に行ってきました。

ちょっと前まで流行りのように固定残業代を導入する会社がありましたが、運用を間違えると賃金未払いなんてことにもなりかねません。実際、固定残業代が認められないといった裁判例もちらほら見受けられます。

今回は、富士運輸事件(東京高裁平成27年12月24日判決)、シンワ運輸東京事件(東京地裁平成28年2月19日判決)、国際自動車事件(最高裁平成29年2月28日判決)などを参考に、運送業、タクシー業といった、そもそも時間管理が難しい業種にスポットをあてて、どんな計算方法、どんな仕組みにしていたら残業代を払っていると認められるのかについてディスカッションしてきました。

実際に運送業の顧問をされている先生方のお話しを聞いていると、とにかく給料の払い方が特殊で、売上の〇%を払うといった契約の場合がほとんどで、高速を使うとその分給料から引かれるため、下道を使う人が多いとのことで、時間で給料を払うという概念がそもそもない業界。そんなまるで個人事業主のような従業員さんを労働基準法に当てはめて、一律に縛るのはどうなのか?と疑問すら覚えながら、とても難しい問題であると感じました。

次回は弁護士の先生に今回話し合った内容について法律の観点から合法かどうかについて講義をしていただきます。

今日のテーマは本当に難しくて、ベテランの先生方でも頭を悩ませていました。どんな講義になるのか弁護士の先生のお話しが楽しみです。

行動経済学がおもしろい!

基本、速読はできない大阪八尾の税理士・社会保険労務士・行政書士の阿部ミチルです。

現在受講しているとある研修の課題の一つに、322冊ある推薦図書一覧から選んで本を読むというのがあります。推薦図書は漫画「はだしのゲン」があったり、今話題の「君たちはどう生きるか」もあります。ビジネスに関係のあるものもあれば、歴史の本など本当に多岐にわたっています。

本を読むときに調べ物をしたいときは別ですが、大人になると特に自分が興味のある本を手に取って読むことがほとんどかと思います。

この推薦図書一覧は自分では絶対に買わないであろう本がほとんどといっていいくらいで、そういう意味では、とてもいい機会を与えられていると感じています。

そんな自分では本屋を訪れても絶対買わないであろうと思われる「マンガでわかる行動経済学」という本を選んで読んでみました。「マンガでわかる」というところに惹かれたわけではありません(笑)

行動経済学は、経済学と心理学を組み合わせたような学問です。

例えば、行動経済学からみると給料が1万円上がった時と下がった時では、その1万円の価値は経済学で言えば一緒のはずなのに、行動経済学では上がった時の喜びの気持ちよりも下がった時の嫌な気持ちの方が強いということで、人間は「得したい」と思っている人より「損したくない」と思っている人のほうが圧倒的に多いのだそうです。

ランチなどで同じお店にいつも行ってしまうのは、「失敗したくない」という損失回避の気持ちから来る行動ということで、私も多分に漏れず「損したくない」という潜在的な気持ちがあるようです。。。

他にも、「100人中10人の人が当たる」と「100人中10%の人が当たる」というのはどちらも同じことを言っていますが、前者の「100人中10人の人が当たる」という選択肢の方が当たる確率が高いと感じる人が多いというのも、なるほどと思ったことの一つでした。

行動経済学はマーケティングにも応用できるので、ご商売をされている方にはぜひ読んでいただきたいと思います。

この本を読んでもう少し深く行動経済学について学びたいと思って、ちょっと心理学の本に寄り道をしているところです。

外国人の相続

黒門市場の外国人観光客にいつも圧倒されてしまう大阪八尾の税理士・社会保険労務士・行政書士の阿部ミチルです。

数年前から黒門市場を歩いているのはほとんどが外国人観光客ですね。路線価もインバウンドの影響で上昇していますが、それも肌で感じてわかります。

今日は行政書士会の支部研修で「外国人の相続」について学んできました。行政書士の業務はここ数年特に入管業務で外国人の方とかかわったり、許認可でもインバウンド向け許認可が増えています。しかもインバウンド向け許認可の依頼者が外国人の方であることもしばしばあるそうです。

これから外国人労働者が増えていくことが予想される中、被相続人が外国人の方ということも大いに考えられます。

配偶者が外国人ということもあるでしょうし、帰化したとしても帰化する前の戸籍は取らないといけなくなることも考えられます。

今日は被相続人が韓国籍だった場合について重点的に勉強しました。

法定相続人が日本と韓国では違うことは分かっていましたが、似て非なるですね。

法定相続人の範囲は日本の場合、

第1順位:配偶者+子
第2順位:配偶者+直系尊属
第3順位:配偶者+兄弟姉妹
第4順位:なし

韓国民法では、

第1順位:配偶者+被相続人の直系卑属
第2順位:配偶者+被相続人の直系尊属
第3順位:被相続人の兄弟姉妹
第4順位:被相続人の四親等以内の傍系血族

ぱっと見似てますが、全然違います。

配偶者がいる場合は、兄弟姉妹に相続権がなかったり、子が被相続人より先に死亡している場合は、その子の配偶者も代襲相続人になるなど、日本の感覚に慣れていると全然違うなあと感じます。

韓国籍の方の相続に限らず、また、相続に限った話でもありませんが、外国人の方に法律を適用する場合に、日本法を適用するのか、外国法を適用するのかも難しいところです。

例えば、アメリカ籍だったとしてもどこの州法が適用されるのかというのをきちんと確認する必要があったり、宗教・人種などによって適用される法律が異なる国もあるそうで、慎重に確認する必要性を感じました。

戸籍の取り方なども非常に勉強になり、参加してよかったです。

昨日から雨が酷く、近所の川も水量が増しています。早くこの雨が収まりますように。
皆様安全にお過ごしください。