社労士試験まであと一週間

一年前の今頃のことは、今でも割と鮮明に覚えている大阪八尾の税理士・社会保険労務士の阿部ミチルです。

あと一週間程で社会保険労務士試験の本試験があります。

私が昨年どう過ごしていたのか振り返ってみました。

予定表を見返すと・・・

テキスト10冊を1回転、テキストを回す順番は基本得意科目からで、苦手科目は記憶が残りやすいように後回し。年金科目は苦手でした。

テキストを回すだけでは不安だったので、各科目が終わるごとに10問程の難易度中くらいの問題を解きました。あまり難しい問題はこの時期は解きません。自信を失わないよう中くらいの難易度が丁度いいと思います。

 

それプラス白書を1週間かけてざっと読み返しました。

 

本試験7日前(日曜日・休み)健康保険のテキスト・問題+白書

本試験6日前(仕事)労基・労災のテキスト・問題+白書

本試験5日前(仕事)労一・社一のテキスト・問題+白書

本試験4日前(休み)安衛・雇用・徴収のテキスト・問題+白書+法改正

本試験3日前(休み)国民年金のテキスト・問題+白書

本試験2日前(休み)厚生年金のテキスト・問題+白書

本試験前日(土曜日・休み)全体の見直し、間違えた問題の見直し

本試験当日 白書対策をしつつ、専門学校配信の動画を見ながら試験会場へ

 

初めての社労士試験だったので、先生にアドバイスをいただいて立てた計画です。仕事もだいぶ休ませてもらったので、恵まれた環境でした。

 

結果・・・

 

選択式は、労基・安衛5点、労災3点、雇用3点、労一2点、社一4点、健保3点、厚年3点、国年5点、合計28点。選択式はもちろん最後まで迷った問題もあったし、労一なんて見たこともない問題でさっぱりわからなかったわけですが、一応自信満々に解きました。自分の中では最良の選択をしたはずなのに足切りギリギリの3点のオンパレードだったので、かなり危なかったです。私は、労一の救済に救われた一人です。

選択式は、試験時間的にはそんなに長くないですが、だいぶ労力を使って、終わってからのぐったり感は半端なかったです。

 

午前でだいぶぐったりの状態からの午後の択一式は、労基・安衛6点、労災6点、雇用6点、一般常識8点、健保8点、厚年4点、国年8点、合計46点。択一式は、一番得意な健康保険から解き始めて、厚年、国年、一般常識、労基・安衛、労災、雇用の順に解いていきました。厚生年金があまりにも分からな過ぎて、まさかの4点。その割には国民年金が8点取れたのは、最初の方に組み込んでいたからだと思っています。ボリュームがあったので、順番通りに解いていくと最後焦ってしまって点数が伸びなかった方も多かったと聞いています。

ただ、解く順番は慣れている順番がベストです。やったことのない順番で本試験に挑戦するのは得策ではありませんので、あくまでも参考程度にしていただけたらと思います。

一般常識が思ったよりすらすら解けて点数も伸びたのは、白書対策をしていたからだと思っています。白書もきちんと目は通して、ある程度の数値は頭に入れておいて方がいいです。

そして、労働科目が意外に点数が取れません。模擬試験でもその傾向にありました。雇用保険について言えば、一つマークミスをしています。〇の数なのに×の数を数えてしまってました。見直してもそんな失敗をやってしまいます・・・

時間配分は、1科目25分を目標に解きました。厚生年金と国民年金は35分くらいずつかかったかもしれません。時間は20分ほど余らせて、飛ばした問題とか不安な問題を見直して、あっという間に210分が終わりました。

 

満点を目指さなくてもよくて、取れるところはきっちり取っていけば必ず合格できます。社労士受験生の皆さん、あと1週間、自分を信じて頑張ってください!

社労士受験生の皆さんが最高の実力を発揮できますように!