働き方改革の経済への影響

働き方改革は経済効果が真逆に進むと思っている大阪八尾の税理士・社会保険労務士の阿部ミチルです。

平成30年11月24日の日本経済新聞に気になる記事が載っていました。

「早まる帰宅、夕方に商機〜地下鉄利用9時以降減、ジムやバーに客足」の記事。

「通勤者の帰宅時間が早まっている。東京地下鉄(東京メトロ)の2017年度における午後9時以降の利用者が前年度比で初めて減少に転じた。午後5~8時は増加が続いている。企業などの働き方改革が影響しているとみられる。一部の外食店などでは夕方の利用者が増え始めており、新たな消費形態として広がる可能性がある。」(平成30年11月24日日本経済新聞朝刊より)

人の動く時間帯が変わっている、それが働き方改革が影響していると。地下鉄の利用が午後5時台から8時台が増加傾向になっていて、夜遅い時間帯は減少しているそうです。

働き方改革の影響で残業が減り、今までより仕事の終わる時間が早まっているのだとか。記事は東京メトロの話として載っていますが、大阪でも影響は出ていると思います。

早帰りの影響で、飲み屋さんへの来店時間が早まったり、マッサージ店の来客も午後5時台の来客が増えているそうです。そういう影響はその他の業種でもみられるかと思います。

フィットネスジムは24時間営業のジムが増えています。これも早帰りの影響を受けているんだなあというのはちょっと衝撃です。私のまわりでも飲み会が終わってからジムに行くという人も実際にいます。確かに毎日残業では平日にジムなんて通えないですよね。

私が筋トレに通っているジムも24時間営業ですが、平日の夜でも結構多くの人が通ってきています。男女問わずです。

働き方改革、早帰り、これからの来客型の業種は意識して戦略を考えていく時代になりそうですね。