人間味のある仕事

マンガ本もわりと読んでいる大阪八尾の税理士・社会保険労務士の阿部ミチルです。

家の本棚の本丸はビジネス書籍でいっぱいですが、机の下にはひっそりマンガ本が並んでいます。自分の中での去年のヒットはダントツで映画化もされた『僕だけがいない街』。今年は今もまだ続いている『ゴールデンカムイ』です。どちらもお勧めです。

わたしは、書籍はほとんどネット通販で買っていますが、先日のテレビで、ネット通販や電子書籍で売上が下降している中でも業績を伸ばしている書店のことについて放送されていました。

お客様から1万円いただいて、そのお客様に合う本を書店の店主が自ら選んで送り届けるという内容でした。ちょっとしたアンケートに答えたものを見ながら、その人を思い描いて何を必要としているのか考えて選ぶ。時間のかかるお仕事です。お客様からは感謝のお手紙がたくさん届いていました。

とっても素敵なお仕事をされていると思います。

便利な世の中になって、メールやチャットで済んでしまうことも多いですが、ビジネスの世界でも結局は人間と人間の付き合いなので割り切りすぎるのはよくないと思っています。お客様のことをよく理解した上でお付き合いをしていくのが理想で、そうすることによってより適切なアドバイスも出来ると考えています。

AIや無人レジ、無人の工場など人がいなくても仕事が出来てしまうようなそんな世の中になりつつありますが、やはり人と人との関わりは大切にしていきたいです。

どんなに便利な世の中になっても、行き着く先は「人間味のある仕事」だなと思います。